珠語 / TAMAGO

【本来面目】作品解説 ≫
  • 【1. 春】

    明るさと希望 新たな始まりを連想させる言葉。このひと文字に、春の光と 生命感の輝き 咲きこぼれる満開の花々のイメージをこめました。

  • 【2. 花】

    一片ひとひらに生命の煌めきと儚い美しさが宿る花。春 暖かな光に包まれて、彩り豊かな花々が庭に溢れ咲きます。そのような春の庭の風景を この一文字に描きました。

  • 【3. In Summer HOTOTOGISU(夏 ほととぎす)】

    ホトトギスは夏の訪れを告げる使者。古来より季節の移ろいを詠む和歌や俳句に数多く登場し、夏の趣を象徴する野鳥です。

  • 【4. タイサンボク】

    タイサンボク(泰山木)は、ホトトギスの声が響く初夏に大輪を咲かせる、純白の美しい花。

    わずか数日という短命ながら、甘く気品ある香りを漂わせます。

  • 【5. 秋】

    収穫、成熟、移ろいを象徴する美しい季節。ここでは、燃えるような紅葉に染まる野山の情景を、「秋」の一字に描きました。

  • 【6. 月】

    毎日巡りくる美しい「月」。澄んだ秋の空に浮かぶ 神秘に満ちた輝き。その光と影を金と銀の刺繍で表し、立体的なレタリングに仕立てています。

  • 【7. 冬】

    この一字には、冬の装いに映えるテキスタイル ツイード生地を模して、シックな千鳥格子柄をビーズ刺繍しました。

  • 【8. 雪サエテ】
    澄み切った一面純白の雪景色 草木に雪が丸く積もり、滑らかな表面に光り輝く結晶や粒子たち.. そのような冬の情景を表した一節です。

  • 【9. 冷(すず)~】
    冬の雪の冷たさだけでなく、ありのままの四季の姿を素直に味わうさわやかな心境。その「冷」の一字を、凛とした緊張感と清らかさをシャープなレタリングで表現しました。

  • 【10. ~しかりけり】
    シャープな印象の「冷」に対し、あえて滑らかな草書体のひらがなで綴っています。ひんやりと 静かなグラデーション配色で、和歌の四季を締めくくります。

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